概要
ゴールドカードは、以前は、一定の属性を持つ顧客を対象に発行されていた。最近は一部のカードをのぞき申請し一般カードより高価な年会費を支払えればほとんど誰でも取得できる。ゴールドカードは、一般カード(クラシックカード)より高付加なサービスを付帯したクレジットカードである。日本においては、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル(日本支社)の「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」が1980年代初頭に最初に発行され、その後他社が模倣して「ゴールドカード」を発行するようになったとされる(この様な状況は世界各国においても同様である)。
「ゴールド」と称している通り、カードの券面の色はゴールド(金色)である。利用限度額は一般カードより高めに設定できるカードであるが、審査や利用状況を下に算出されるため、必ずしも利用限度は一般カードより高いわけではない。一般カードと比較してステータスが高いものの、通常はゴールドカードの顧客層は特別な富裕層ではなく、一般層の範囲である。
年齢や年収などの制限を設けないゴールドカードの登場により、ゴールドカード自体のステータスの低下が進んでいることもあり、三菱UFJニコスの「DCゴールドカードノブレス」や三井住友カードの「三井住友マスターゴールドカードPt」(プラチナカードに相当するがゴールドカードである)のように、「ゴールドカードの上」を標榜するゴールドカードも多数登場している。また、ゴールドカードより上位に位置付けられるものにプラチナカードやブラックカードが存在している。特殊な例としてダイナースクラブでは一般カードが他社のプラチナカード相当とされており、その上位のブラックカードは存在するが、ゴールドカードは存在しない。
ただ、一般カードでは提供されていない様なサービスは、利用限度額とは別にゴールドカードユーザーだれにでも提供されている(「#ゴールドカードのサービス」を参照)。
入会審査
日本では、年齢や年収(概ね20歳以上且つ年収300万円以上とされている)、勤務先の規模や在籍年数、経営する企業の経営状況などの入会を希望する者の与信目安を設けているクレジットカード会社が多い(近年は、年収については安定継続収入があれば申し込めるものもある)。この為、年齢や収入などの面でゴールドカードを持つ事が出来ない20代の若年層に発行される「ゴールドカード」もある(「#ヤングゴールドカード」を参照)。
会員を囲い込む手段としてこの様な目安を設けていないクレジットカード会社もある。例えば、イオンクレジットサービスの「イオンゴールドカード」は、同社の既存の会員の内、一定以上のショッピング利用をしたものに発行している。
年会費
日本に於ける一般的なゴールドカードの年会費は10,000円程度であるが、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル(日本支社)の「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」は税込27,300円である。なお、前述した「イオンゴールドカード」の年会費は無料である。